side水葉
「ま、待って。」
そう言って掴まれた手は夏なのにひんやりとしていた。
「僕、嫌です。まだ栗田さんと話していたい。」
竹中くんは手の甲を口にあて顔を赤く染めながら伏し目がちにそう言った。
そしてまっすぐ私の目を見て言った。
「僕、まだまだ栗田さんと話したいことたくさんあります。だから…僕と一緒にデートしてくれませんか?」
竹中くんはそう言ってまた目を伏せた。
デートに誘われるなど初めてのことでドキドキが止まらない。
そして未だに腕は掴まれたままだ。その事にもドキドキしている。
「いいですよ。」
もっと可愛いふうに返事できないのか、私!と自分を責めた。
だけどそんなことはどうでもよさそうで竹中くんはとても嬉しそうだった。
「ま、待って。」
そう言って掴まれた手は夏なのにひんやりとしていた。
「僕、嫌です。まだ栗田さんと話していたい。」
竹中くんは手の甲を口にあて顔を赤く染めながら伏し目がちにそう言った。
そしてまっすぐ私の目を見て言った。
「僕、まだまだ栗田さんと話したいことたくさんあります。だから…僕と一緒にデートしてくれませんか?」
竹中くんはそう言ってまた目を伏せた。
デートに誘われるなど初めてのことでドキドキが止まらない。
そして未だに腕は掴まれたままだ。その事にもドキドキしている。
「いいですよ。」
もっと可愛いふうに返事できないのか、私!と自分を責めた。
だけどそんなことはどうでもよさそうで竹中くんはとても嬉しそうだった。

