いよいよ当日の朝を向かえる。
「よろしくおねがいします。ワルサバンクで~す」
「すいませ~ん。アンケートのご記入お願いできますか。」
「ねえ、君どこの高校?」
さまざな声が飛び交う中、明は繁華街を何故か思い足取りで歩いていた。
楽しみな筈の今日の日が気が進まないでいた。
(昨日の我材さん、一瞬悪魔に見えた)

明は我材に恐怖さえ覚えていた。
(ゲームは買いたいけど我材さん怖い………ゲーム買いたい……でも我材さん…ゲーム解体?我材……解体………我材… 買いたい我材……)

何が何だか分からなくなりとりあえず待ち合わせまで行く明であった。