一段落ついたが、何故だか無性に腹が立ってくる我材。
何故このような奴らの世話を私がしなければならない。
考えれば考えるほど怒りが涌いてくる。
前材の元へと歩み寄る。
気持ちよさそうに倒れている前材を見て今までの怒りが頂点へと達した。
(チッ……人の気も知らないで)
我材はハイヒールで前材を踏みつけた。
この事が原因で明と伊須来は女性とハイヒールに強烈なトラウマを残す事になるのだが、それはまた別の話。