果報者

薄暗い部屋、
朝起きてカーテンを開けると
もう7時だというのに外はまだ暗くて



パジャマの上、彼女とお揃いの
モコモコの上着を羽織って歯を磨く。



最近になって朝が冷え込み始め
冬の知らせを感じていた。



いつも通り用意し
いつも通り車で迎えが来る。



と思えば天候が悪く
今日の撮影は中止だと連絡が入った。



今日はその仕事しか入ってない。



ということは全日オフに変更。



なんとなく出かける気にもならず
再び寝室に戻った。



目を瞑り数秒で眠りの世界に。


次に起きた時には昼を過ぎていた。



何か夢を見たような見てないような
虚ろな頭で天井を見つめる。



確か夢の中の俺も
今みたいにベッドに寝転んでて