果報者

俺達が夫婦になった日。



みんなの前で永遠を誓った日。



病気なんてほんまは嘘なんじゃないかって
考えてしまうほど幸せやった日。






「ほんまに幸せやったなぁ。」





眠る彼女の頭を優しく撫でる。




結婚式を終え、湖に寄り、
一緒に家に帰って一緒に眠った夜。



その日を境に



いや、その日が終わるのを
待っていたかのように






彼女の容態は急変した。