裏表Girl



な、何笑ってるの!?


「志乃ちゃん、行ってきなよ!」


……。


「直ぐ戻ってくるから、ごめんね。靴箱で待ってて!」


雛にそう言ってから、私は蓮見くんの後ろを歩いた。


…そして連れてこられたのは、体育館裏…。


「な、何、?まさか告…」


「ちげーよ。」


心で思っていたのに、動揺しすぎて思わず口に出してしまっていた。


てか、告白じゃないならなに!?


「待ってろ。」