悲鳴と雄叫びが上がる中、私はワナワナと震える。 やらかすとは考えてた…。 考えてたけど…。 こ、ここ、公衆の面前で…キ…キキ…キスって…!!! 「寛人〜〜。」 「あれ、怒った?」 「ふざけんなーーー!!!」 多分校舎全部に響き渡るような…そんな… 大声を出していた…。 「フッ。これで裏も表も関係無くなったな。」 ハッ!!! わ、わす…れてた…。