裏表Girl



「っはぁ…。お、お待たせしてすいません!」


「急いで来てくれたの?ありがとう。」


人の居ない、下駄箱で先輩がニコッと笑う。


はぁ…これは確かにカッコイイわ。


「手紙…読んでくれたなら分かると思うんだけど…。
入学式の日、初めて見た時に好きになっちゃったんだ。
俺と付き合ってくれないかな?」


控えめに聞いてくる先輩に、私はバババッと顔を前で両手を、振った。


「先輩の彼女なんて、私釣り合いませんよ!!
だから…付き合えません…。
ほんとに…ごめんなさい…。」