はぅ…。 心読まれた…。 「こい。」 おこってるよぉぉぉおおお。 そう言って連れてこられたのは屋上前の階段を上がった先だった。 「あ、あの…蓮見く…」 「はぁ…」 …っ!? な、なんで私、抱きしめられてるの!? 「なんで避けんだよ。」 き、気づかれてる…。 「べ、別に避けてたわけじゃ…」 苦しくも言い訳を考えるが全く出てこない。 だって避けてたの事実だもんんんん!!!