たくさんの恋の魔法(短編)

圭吾はわたしの幼なじみで、学年1のチャラ男と呼ばれている。


きっかけはよくわからないけど、中学から染めて茶髪になった。


それに加えて女の子が大好きときたら、ギャル系の女子にモテないわけがない。


実際モテまくり。


今も女の子の香水の匂いがする。


それに、はだけた圭吾のパジャマ。


居心地が悪くなって、わたしはクルリと背を向けた。