ミルキーチョコレート
2月14日。バレンタインデー。いつも朝は颯斗君達と登校してくるのだが今日だけは違う。私は1人朝早くに学校へ行きやるべき事があった。
「…あー、やっぱり今年も沢山あるし」
そう、颯斗君はモテるんですよ!…ほんとムカつくくらいに、毎年どんなに颯斗君が受け取らなくても無理やり渡されてしまえば持って帰るしか他ない沢山のチョコレート達。だから私は気づいたんだ。颯斗君が気づく前に私が全部処分すればいいんだって♪
それに私がいるのに颯斗君が私以外にチョコレート貰うのって可笑しくない?
颯斗君には私だけいればいいんだよ♪
そんなことを考えながらゴミ袋にどんどん入れていく。その時突然声をかけられた。
「おー、かなたじゃねーか!早いな、こんな所で何して…お前、それ…」
「あ、おはようございます!無神先生。お仕事お疲れ様です♪」
私が笑顔で挨拶をすると無神先生は〝え、お、おう。サンキュー…じゃなくて!〟などと言いながらこちらを呆れたように見つめていた。
「それ、全部颯斗宛のやつだろ?んとにお前はやりすぎっつーか、まぁ気持ちわかんなくもねーけどな(笑)」なんて言いながら笑っていた。その後無神先生と談笑しつつ教室まで一緒に行った。
〜放課後〜
「颯斗君帰ろ♪」
そう颯斗君に言うと彼は〝ではマスター!お先に失礼します!〟などと言いながら2人で教室をあとにした。
「颯斗君と2人で帰るのって久しぶり、だよね?」
そう言うと彼はそっぽ向きながら〝…まぁ、たまにはな〟なんて言っていた。
「あ、そうだこれ!バレンタインのチョコレート!受け取って?」そう言うと彼は少し照れながらも〝さんきゅ…〟と言い受け取った。
「…あー、そういや今年は女子共騒いでなかったな。チョコ押し付けられたりもしてねーし。」それを聞いてほっとした。
あぁ、良かった。チョコレート私だけが颯斗君にあげたんだな♪私だけの颯斗君なんだな♪
そんなことを考えながらにこにこしていると颯斗君が不意にキスをしてきた。〝えっ…///〟
私がびっくりしていると颯斗君がいつもとは違う怪しい笑みを浮かべていた。
「お前さ、今日朝用があるって先学校行ったよな?それって無神に用だったんだろ?朝2人で楽しそうに話してんの見かけた、お前はオレのだろ?何他のヤツに愛想振りまいてんだよ?そんなにオレにお仕置きされたかったのかよ?」
そう言いながらもう1度唇が近づく。それはさっきまでのキスとは違う深いキス…
「んぁ、ふっ…ん…は、ぁ」
やっと唇が離れ必死に呼吸をしていると
「今日泊まるだろ?帰ったらたっぷりお仕置きしてやるからな?」そういう颯斗君に私は恐怖どころか喜びを感じた。あぁ、颯斗君には私しか写っていないんだな。幸せを感じた。
そうしてバレンタインは甘く颯斗君に溶かされていった。
2月14日。バレンタインデー。いつも朝は颯斗君達と登校してくるのだが今日だけは違う。私は1人朝早くに学校へ行きやるべき事があった。
「…あー、やっぱり今年も沢山あるし」
そう、颯斗君はモテるんですよ!…ほんとムカつくくらいに、毎年どんなに颯斗君が受け取らなくても無理やり渡されてしまえば持って帰るしか他ない沢山のチョコレート達。だから私は気づいたんだ。颯斗君が気づく前に私が全部処分すればいいんだって♪
それに私がいるのに颯斗君が私以外にチョコレート貰うのって可笑しくない?
颯斗君には私だけいればいいんだよ♪
そんなことを考えながらゴミ袋にどんどん入れていく。その時突然声をかけられた。
「おー、かなたじゃねーか!早いな、こんな所で何して…お前、それ…」
「あ、おはようございます!無神先生。お仕事お疲れ様です♪」
私が笑顔で挨拶をすると無神先生は〝え、お、おう。サンキュー…じゃなくて!〟などと言いながらこちらを呆れたように見つめていた。
「それ、全部颯斗宛のやつだろ?んとにお前はやりすぎっつーか、まぁ気持ちわかんなくもねーけどな(笑)」なんて言いながら笑っていた。その後無神先生と談笑しつつ教室まで一緒に行った。
〜放課後〜
「颯斗君帰ろ♪」
そう颯斗君に言うと彼は〝ではマスター!お先に失礼します!〟などと言いながら2人で教室をあとにした。
「颯斗君と2人で帰るのって久しぶり、だよね?」
そう言うと彼はそっぽ向きながら〝…まぁ、たまにはな〟なんて言っていた。
「あ、そうだこれ!バレンタインのチョコレート!受け取って?」そう言うと彼は少し照れながらも〝さんきゅ…〟と言い受け取った。
「…あー、そういや今年は女子共騒いでなかったな。チョコ押し付けられたりもしてねーし。」それを聞いてほっとした。
あぁ、良かった。チョコレート私だけが颯斗君にあげたんだな♪私だけの颯斗君なんだな♪
そんなことを考えながらにこにこしていると颯斗君が不意にキスをしてきた。〝えっ…///〟
私がびっくりしていると颯斗君がいつもとは違う怪しい笑みを浮かべていた。
「お前さ、今日朝用があるって先学校行ったよな?それって無神に用だったんだろ?朝2人で楽しそうに話してんの見かけた、お前はオレのだろ?何他のヤツに愛想振りまいてんだよ?そんなにオレにお仕置きされたかったのかよ?」
そう言いながらもう1度唇が近づく。それはさっきまでのキスとは違う深いキス…
「んぁ、ふっ…ん…は、ぁ」
やっと唇が離れ必死に呼吸をしていると
「今日泊まるだろ?帰ったらたっぷりお仕置きしてやるからな?」そういう颯斗君に私は恐怖どころか喜びを感じた。あぁ、颯斗君には私しか写っていないんだな。幸せを感じた。
そうしてバレンタインは甘く颯斗君に溶かされていった。

