あなたの青 わたしのピンク

朝食も取らぬまま、二人で何時までもお互いに触れ合いつづけた

チェックアウト45分前にようやくシャワーを浴び

急いでチェックアウトの支度を始め

チェックアウト15分前に荷物をまとめ

部屋に鍵をかけフロントへと歩き出した

ハルの荷物は殆ど昨日までに移動先に送ってあり

手荷物と機内に持ち込む小さなデイパックのみだった

愛果もハルを空港まで見送ったあと

新幹線で名古屋に帰る予定だったので

旅行用の手持ちバックのみを肩にかけ

ハルと二人手を繋ぎホテルを後にする

タクシーの中も空港に到着した時もずっと手を繋いであるいた

タクシーを降り空港に到着して荷物を下ろし

また二人手をつなぐ

今までできなかったこと

ハルと二人立ち止まり繋がれた手を見つめた

それを見たハルが嬉しそうに笑い愛果の手に唇を重ねた

そして二人待ち合わせの場所へ向かう

搭乗カウンターの前にはもう数人ファンが集まっていた

その中心にスタッフやメンバーがいて話をしていた

愛果は少し緊張してハルの手をギュッと握る

それに気がついたハルが愛果の顔を覗き込む

「俺がいるから一緒に行こう。」その言葉に愛果はハルと一緒に歩き出す

やがてファンの取り巻きの人達の視線と騒めきが二人を包む

愛果は視線を真っすぐスタッフの人達にむけ

ハルと一緒にファンの集団を抜けスタッフの所にたどり着く

ハルと一緒に挨拶をすると挨拶を返してくれた