あなたの青 わたしのピンク

優しいハルはそんな愛果の頭を何時までも撫でてくれた

その暖かく優しい手に愛果の心は落ち着いてきて

しがみついた腕を緩めハルの顔を見つめた

そこには嬉しそうに微笑むハルの顔があった

「愛果可愛い。」ハルはそう言って愛果にイタズラっぽく笑う

愛果は何だか悔しくて少し拗ねる

ハルは愛果と同じ気持ちではないのかな

少し寂しくなってフンと目をそらした

「愛果、話がある。」

目をそらす愛果の顔をハルにむけ真剣に覗きこんだ

愛果はしぶしぶハルの目を見つめた

そこにはいつもと違う真剣なハルの目があった

ハルはベットに起き上がり

愛果も同じ様に起き上がらせて

窓から入る光の中に愛果をつれていく

朝の眩しい光の中で二人お互いを見つめあっていた

「アジアツアーが終わったら愛果を迎えにいく。」

光の中ハルは愛果の目をまっすく見つめそう言い放った

愛果はその言葉を聞きながらハルの瞳を覗き込む

瞳の中に真剣で優しくそして確かな確信を宿したその目をみて

愛果の心には嬉しさと安心がじんわりと広がった

自然と笑みがこぼれてうんと頷いた

そんな愛果をハルはまた優しく抱き寄せた

「良かった、愛しているよ愛果。」耳元でそう囁くハル

愛果も同じ気持ちだった

愛果はハルに抱き付き呟く

「私も愛しているよ、ハル。」