もう、何歳の頃だったか、覚えていない、
遠い日の思い出。
私は今は、高校2年生だが、
お母さんは私が小学3年生の時に
愛人をつくって出ていった。
中学生の時から、お父さんも新しい恋人ができると、
ほとんど家に帰ってこなくなった。
『涙の雨が降った後には、笑顔の虹がきらめく』
歌詞とか、ポエムの中によくそんな言葉がある。
今は泣いていても、いつか笑える日がくるというように。
でも、私の心の中は、ずっと雨が降り続けている。
なんでだか分からないけど、
いつも、寂しくて、悲しくて、孤独な感じ。
虹なんて全く見えそうにない。
もう、いいかな?
そろそろ疲れちゃったし。
もう、いいよね。