「え?」

「まぁ柚がやりたいことやればいいんじゃねーの」


あたしがやりたいことかぁ…。

そりゃさ、あたしだってバスケ大好きだし、やりたいけどさ…。

中3の時みたいなことなったらって思うとね…。


「じゃあな」


え!?
考え事してたらもう家に着いちゃった。


「あ…うん、ばいばい」

「また明日な」


そういって優飛は家の中に入っていった。


「自分のやりたいこと、か…」