手、握ってみ?

「それと…あっちで彼氏が待ってるよ」

「え?!」



びっくりして後ろを振り向くと体育館のドアの所に優飛が寄りかかっていた。

優飛はもう練習が終わったのか、
すでに制服に着替えていた。

びっくりしたあたしは急いで優飛のもとへ
駆け寄った。



「優飛?」

「おつかれ」



なんでこんなところに優飛がいるんだろう。