そして、今に至る。




「·····」




「うわ、悠斗暗い!!」




「春輝うるさい」



「·····」



俺の近くで葵と春輝が夫婦漫才してるけどあの中に入っていけるほど今の精神は安定してない。




「あ、分かった!陽葵ちゃんでしょー??」



ニヤニヤしながら言ってくる春輝は1回死んだ方がいいと思う。




「そう言えば、悠斗今日来るの早かったね」



「まぁな」



「陽葵ちゃんと悠斗が喧嘩とか世界がひっくり返ってもありえないと思ってたのに」




なぁ?



と言って共感を求める春輝に葵が頷く。




「喧嘩じゃねぇ。·····喧嘩か?」