「誕生日プレゼント?」



「ああ」



そう言う悠斗くんは恥ずかしいのかそっぽを向いて答える。



こんな悠斗くんが可愛くてかっこよくて愛おしくて。



「ありがとう!悠斗くん!」



「うわ、」



抱きついた。



抱きついて悠斗くんにぴったりとくっついた時ふと思った。



あれ?私今大胆なことした?



「やっと陽葵も自分から抱きつけるようになったか」



なんか、にやにやしながら言ってますけど。



「い、いや、これは違くてですね⋯⋯あの」



完全に嬉しすぎて我を忘れてた。



「ふーん。俺とハグしたくなかったのか」



「そ、そうは言ってないよ!?」