「ずっと、立ちっぱもなんだし、座ろう!」
千春さんがそう声をかけてみんなで座る。
私はまぁお誕生日席なんだけど、翔さんたちよりも上座に座ることに抵抗があるというか⋯⋯。
千春さんから無理やり座らされました。
なんか、すごくふわふわしてて優しいのに突如強引なところがあるというか⋯⋯。
すごく変わった人なことが一緒に過ごしていくうちに分かってきた。
そのまま座ったと同時にお食事会スタート。
何食べよう。品数多いから何食べるか迷う。
「これ、美味しいよ」
そう言って勧めてくれたのは香織ちゃん。
そういうの、すごくありがたい。
「わぁー!おいしそう!ありがとう!」

