たしか、小学三年生の終わり頃だったと思います。

担任の先生から、「算数の授業の時だけ、別の教室で受けない?」と言われました。親は賛成し、私も「自分のスピードで勉強するんだよ」と言われ、四年生から算数だけ別の教室で受けることになりました。

その教室では、自閉症の子が勉強していたり、私と同じように算数が苦手な子が勉強していました。五、六人程度だったと思います。

その教室で、私は足し算や引き算の計算、文章問題や時計など、小学校低学年で勉強することをしたり、割り算の計算をしたりしました。

四年生の時、私はあるテストを受けにある場所へ行きました。その日は私の誕生日でした。

小さな部屋に、男の先生がいました。椅子に座った後、男の先生は「この絵と同じように、ブロックを組み立てて」と言いました。

私が絵の通りにブロックを並べると、男の先生は「じゃあこれは?」と次のページをめくります。そこには全く違う形の絵がありました。

ブロックを組み立てたり、間違い探しをしたりしたと思います。