するとその子たちは、「みんなを平等に当てるから!」と私に言いました。馬鹿な私はその言葉を信じ、全く変わっていない鬼ごっこで永遠のように鬼をさせられたのです。

そして、そのグループの中心にいた一人の子が言いました。

「あんたのことなんて、みんな嫌いだからね!」

すごく、傷つきました。ショックでした。誰も否定することなく鬼ごっこは終わり、私は泣きながら帰りました。

唯一の救いは、その子たちとは通う中学校が違うことでした。その子たちとは、小学校を卒業して以来一度もあっていません。

中学生の時、一緒に鬼ごっこをしていた人から「美空をずっと鬼にしようという話をしていた」と言われました。

そして、私は人を完全には信用することができなくなったのです。