「彩実、あたし信ちゃんと帰るね。」 「うん!ばいば~い!」 そういっていなくなったのは幼馴染の菜音。 信ちゃんとは2人の幼馴染の岡山 信一。 2ヶ月前までは3人で帰っていた。 でも2ヶ月前。 菜音のお母さんが亡くなった。 菜音にとってはたった一人の家族。 そんな菜音に信一が手を差し伸べたのがきっかけだった。