「みんなで池袋に行くよ!」


「は?」


「へ?」


「え?」


私の言葉に3人は理解が追いついていないのか頭にハテナマークが浮かんでいる。


花音は私の胸ぐらを掴んだままポカンとしている。


「池袋と言えば腐女子の聖地じゃん?」


そう私がニヤニヤしながら言うと花音が


「あんた...私たちはそんなことを聞くために朝早くから集められたたわけ...」

と言って私の胸ぐらを掴む力を強めた。

「ぐ、苦じぃ...」

「こんなのってさSNSのグループ使っね言えばよくない?」


「いや、でもみんなに直接...」


「それでみんな迷惑してるんでしょうが!眠いんだよ!みんなも、私も!」

そう言って花音は私を前後に激しく揺らす。