ベアトリスは奔放な性格だが、一方で真面目でもあった。だから、どんなに愚直であろうとも、レオンのように一生懸命に真正面から向き合ってくれる相手にはきちんと正直に想いを返す。ベアトリスの夫となる人が良い人なのは、ローズにとっても嬉しかった。
居心地悪そうに、レオンは聞いた。
「一本だけなら……お前の迷惑にならないか?」
「はい。もちろんです」
にこにこと笑いながら、ローズは花壇に視線を落とす。
その花壇には、色とりどりのダリアが植えられていた。ローズの返事を聞いて、レオンは腰を落とすと一本のダリアに手を伸ばす。
「あ……」
「なんだ?」
あわてて声をあげたローズに、レオンが振り返った。
居心地悪そうに、レオンは聞いた。
「一本だけなら……お前の迷惑にならないか?」
「はい。もちろんです」
にこにこと笑いながら、ローズは花壇に視線を落とす。
その花壇には、色とりどりのダリアが植えられていた。ローズの返事を聞いて、レオンは腰を落とすと一本のダリアに手を伸ばす。
「あ……」
「なんだ?」
あわてて声をあげたローズに、レオンが振り返った。



