未来の約束

「今日、泊まってけば」


何をサラッと言っているのだ、この人は・・・

いきなり突拍子もないことを口にした桐島に、空いた口が塞がらない。


「明日、何か予定あんの?」


予定はないが、付き合ってもない男女が、1日と言えども一緒に寝泊まりするってどうなの?

普通、アウトだと思うだけど・・・


「予定はないですけど・・・」

「なら、問題ねぇだろ。わりぃ、先風呂入って良いか?」

「あ、どうぞ・・・」


あたしの返事を聞くなり、桐島はお風呂場へと向かった。

マイペースと言うか、自己中と言うか・・・

ため息を溢し、鞄から常備している水と薬を取り出す。

桐島の様子を気にしながら、薬を体に流し込む。