未来の約束

そして、何故か一緒に行くことに・・・

前を歩く3人に、気付かれないようにため息を溢す。

今はなるべく、必要以上に浩太と一緒に居たくないんだよなぁ。


「美和」


会社を出ると、名を呼ばれる。

声をした方に振り返ると、そこにいたのは樋口だった。


「何してんの」

「待ってた。今日、来なかったから」

「そう」


話は終わったと思い、あたしは樋口に背を向ける。


「待てよ」


樋口があたしの腕を掴み、引き止める。


「今日で、(薬)なくなるだろ」

「もう、必要ない」

「それは、お前が決めることじゃない」


樋口の言う通り、必要かどうかは、患者のあたしじゃなく、医師の樋口が決めることだ。