未来の約束

入り口のドアと同様、クローゼットの扉が開いている。

閉めようと思い、何度か挑戦してみたが中々閉じない。

何か、挟まってる?

不思議に思い、中を覗くと、段ボールが邪魔をしていた。

扉が閉まるよう、段ボールを置き直す。

これで、大丈夫でしょ。

そう思い、扉を閉めようとしたが、手が止まった。

なんだろう、この箱。

見覚えがあるような、ないような・・・

そして、その箱に導かれるように手が伸びた。

入っていたのは、3冊のノートたち。

過去のあたしが、未来のあたしに残したもので・・・

消えていた、過去のあたしの記録だった。

ポッカリと抜けていた過去のピースたちが、次々にハマっていく。