キミの声、いつまでも。

「それじゃあ、このメンバーで校外学習行くからな!」

そう言って教室を出て行った先生。


そう、このメンバーとは席替えで決まった班のメンバーのこと。

つまり咲也君と同じ班・・・



「俺、カレーとか作れないから。せとかちゃんに頼んだわ。」


「ちょっと!なんでせとかちゃんだけなのよ!私もいるからね!!」


そう言って割り込んで来たのは私の前の席に座る女子生徒、桐山 杏(きりやま あん)だ。


「わり、見えなかった!」


「なんだと〜!」


咲也君と杏ちゃんの仲よしな姿にモヤモヤしている自分がいる・・・


もしかして杏ちゃんも咲也君のこと好きなのかな。

もともと咲也君は人気者だし彼を狙ってる女の子は多いはずだ。