長老「決まった。次の巫女は四ノ宮家の娘である」








母「娘はまだ9歳なんですよ!?」






長老「わかっている、神様に捧げるのは12歳だ」






母「それじゃあ・・・」






長老「離れに娘を連れて行け!」





母「いやっ!妃鞠!」





「お母さん!」





これが母との最後の会話でした。





勿論幼かった私は生贄のことなんて知る由もなかった。