「優菜ぁ〜私こんなの着たくないよ〜!」

クラスメイトもお客さんもいないところで

不満を言う。

「仕方ないじゃない…」

「優菜は良いじゃん!スタイルも良くて…
胸も…あるし…」

「佳奈!」

優菜が私の頰を両手で挟んで顔を上げさせる

「そんな弱気でどーすんの!
先生に可愛いって言われたくないの!?」

そら…言われたいよ?だけど…

「優菜みたいに…スタイル良くないし…」