先生と準備室

「フフッ、俺の方が力はあるんだよね。
よいしょっと」

「え!?」

私は先生の膝の上に乗せられ、抱きしめられ

る。片腕だけで器用に抱きしめ

片手を頰に添え私の顔を上げさせる。

「あーあ…こんなに泣かせるなんて…
俺も酷いな…」

「そうだよ…」

「藤井、今だけ"普通の男"になるけど
ごめん。」

「え?」

私がえ?、と顔を上げた瞬間

「んっ…」

先生の唇が私の唇に当たる。

「え!?先生!?」