ハロー、ごきげんよう。


最後に会ってからもう1年以上が経つ頃です。


実は最近、不思議な夢を見ました。


おそらく、結婚式を挙げていたのかもしれません。


多くの友人や親戚に祝福されながら、


愛する人の隣で幸せそうに微笑む、


花嫁姿のあなたを見ました。


とても喜ばしくて、朗らかな光景だったけれど、


私はちょっぴり寂しい気持ちになっていました。


こんなにも純白の綺麗なドレスを着ていて、


まるで空から降りてきた天使みたいだ。


でも、翼を羽ばたかせて、きっとあなたは


愛する人とどこかへ旅立ってしまうのだろうなあ。


夢から覚めた後、ずっとそんなことを考えていました。


その後も、何回か夢の中であなたと会いました。


一体それがどんな意味を持つのか、


私に知る由はありません。


でも、もうお互い違う場所、道へ


向かっていることは確かでしょう。


周りを取り囲む環境も、人も、


もう何もかもが違うと思います。


きっと、最後に会って話したときの


あの違和感もそのせいだったのかな。


そう考えると、時間の流れって、時々残酷だと感じます。


楽しかった思い出はだんだん遠くなって、


色んなことが変わっていってしまう。


大人になりたくないのに、大人になっていく。


色々感じることはあるけど、


もう、"別れ"の時が来たんだと思います。


この先、一度として言葉を交わすことはないかもしれない。


顔を合わせることもないかもしれない。


だから最後に、感謝の気持ちの


"ありがとう"をここに置いていくね。


多分、私はあなたにとっての


一番の友達じゃなかっただろうし、


そのうち、私があなたの記憶から、


消え去る日もいずれ来ると思う。


だけど、一緒に過ごした時間は


とても楽しかったよ。


あの楽しい思い出は、


決してお金じゃ買えないものだった。




…………そろそろ、時間が来たみたいだ。




それじゃ、私はもう行くね。




さよなら、元気でね。