夏休みも終わり、今日から新学期。 「律花ちゃん、ニヤけ過ぎだから!」 付き合ってまだ数日しか経っていない私は、この嬉しさを抑えられなかった。 「だって…へへへ///」 花ちゃんは「もう重症だ。」と呟いて、自分の席へ戻って行った。 夏祭りのあの日、帰ってから直ぐに花ちゃんに報告した。 まさに、報連相。 3時間もずっと花ちゃんに話っぱなしだった。 「律花。おはよ。」