妄想少女とギャップ王子



思わず私は固まってしまった。


知らない人だし!


怖いし!!


そう思っていたんだけど…


「1人?」

「友達と…はぐれて…」

「まじか〜!こん中探すの大変じゃね?俺らが手伝ってやるよ!」

「へ!?ほんとうですか!?」


優しい人だあああ!!


良かったよおおおお!!


「ほんとほんと!特徴教えてくれる?」


「あ、えっと、短髪の黒髪で灰色のシャツを着てて、黒のスキニの…」