妄想少女とギャップ王子




「あ、いえいえ。こちらこそよろしくお願いします!」


…ってなんだこのやり取り!


私はおかしくてクスッと笑うと、花ちゃんもクスクスと笑いだした。


「3時になるまでに告白の練習しとこ!」


こ、告白!?


「まだするって言ってないよ!?」


「いいから、するのー!」


もー!


いちいち可愛い…。


私はそれに頷くしか出来ないんだ。



そんなこんなで迎えた3時55分…。