妄想少女とギャップ王子



ほんと花ちゃんのおかげだよ〜!


「ありがとう!」


「全然!よく出来ました!」


ヨシヨシと頭を撫でられて、一瞬妄想かなとも思ったんだけど…


「妄想じゃないからね!」
と花ちゃんが微笑むもんだから、信じることにした。



へへへっ嬉しい!


「もう暗いし、そろそろ帰るね!」


「あ、途中まで送るよ!」


「ありがと〜!」


それから私は花ちゃんを送って、再び家に戻ってきた。