妄想少女とギャップ王子



「は!?」


途中まで下ろして、蒼真は何かに驚いた。


「〜っ//まじで不意打ち過ぎんだろ…。」


そう言うとパーカーをぬがして、ぎゅっと抱きしめてきた。


「そ、そう…蒼真!?」


ピッタリと肌と肌がくっついてさらに、ドキドキと加速する。


「絶対俺から離れんな。」


私の耳元でそう言うと、手をギュッと握って海へ向かって蒼真は歩きだした。



「つっつめた!!」


体が暑いだけあって海との温度差に体を震わせる。