いや、だから似合わないって言ったじゃん…。


「いい!!それ絶対いい!!!」


目をキラキラと輝かせる花ちゃんに太刀打ちできる人なんて、居ないんだ…。


「じゃぁ…これ…にする。」


そう言うと嬉しそうにうんうんと言って近づいてきた。


「じゃぁ、その眼鏡とろっか!」


「だっ、だめだめ!!それはダメ!」


「だめなの…?」


シュンと眉を下げる花ちゃん…。


だ…め…


「じゃないです…。」