【祖川 律花side】


「全然可愛い…から。」


そう言って、阿久津くんはメガネを持って持っている方の手を掴んだ。


「へ…///」


だ、だから、ほんとにどこからどこまでか妄想か全くわからないって!!


「言っとくけど、妄想じゃねぇかんな。」


はぅ…。


思っていたこと言われて黙り込む。


「まじ、これはずるいわ…。」


そう言ってギュッと、抱きしめられる。