妄想少女とギャップ王子



「また敬語だし。」


「だっ…だって…」


「次敬語使ったらお仕置きするから。」


お仕置きってなに!?


まさか私が妄想人だって言いふらすとか!?


そ、それだけは阻止しなくては…。


ただでさえ地味なのに、妄想人とか…。


皆に気持ち悪がられるに決まってる!!


私はコクコクと頷いた。


「ん。」


そう言って、私の髪の毛をなでなでと撫でる。


「あっ…の…///や、やめて…///」