「でも、かと言って今までのことを無かった事には出来ないの…。ごめんね…、花音ちゃん。」


私は深々と頭を下げた。


「私こそっ…グズッ…ごめんなさい…。
今更かもしれないけど…グズッ…ほんとに…ごめんなさい。」


「ううん。もういいよ。
この動画と写真は提出しない!」


「「は?」」


「え!?」


「ほ、ほんとに…!?」


その場に居た皆が声をあげた。


「え、今の流れって出しに行くって…」