妄想少女とギャップ王子



「確かに…花音ちゃんのしてきたことを全部許せる訳じゃない。」


私は花音ちゃんの腕をそっと掴んで、立たせた。


「でも…私も…多分そうする…。
友達と、親友なら…多分私も親友を…花ちゃんをとっちゃう…。」


偽善なことなんて言えない。


どちらか選べと言われるなら、迷わず花ちゃんを選ぶ。


ただ…今回は蒼真くんと花ちゃんだから選べなかっただけ。


花ちゃんに危害が及ぶならって、蒼真くんとの別れを何度も考えた。