悔しそうにする蒼真。


色々…みんながしてくれたのに…。


結局振り出しか…。




✱ ✱ ✱ ✱ ✱ ✱ ✱


「ちょっといい〜?」


自分のしてきたことを知らないと思ってる花音ちゃんは、皆の前で堂々と私を連れていった。


「な…なに?」


体育館裏に連れてこられて、身構える…。


「いやぁ〜♪結局どっちとんのかな〜って思ってねぇ〜♪」


そう言ってニコニコとする花音ちゃん。


「花音…ちゃん。もうこんなことやめようよ。」