「ここにこんなものがあるんだ。」


そう言って机に出したのは、ケータイと…手紙?


にしては、割と分厚い。


「この手紙…わ?」


「あぁ、これは…。律花は見ていい気がするもんではない。」


それでも…


「見たい。」


私がそう言うと、ふぅ…と息を吐いた蒼真が私に手紙の中身…写真を手渡して来た。


1枚1枚めくって行くと、誰が撮ったのか…。


中学の時の花音ちゃんが私にしてきたことが…一通り写っていた。