妄想少女とギャップ王子



「お願い、お願いします!!花音ちゃんお願いします!
それだけはやめてください!!」


私は涙を流しながら、土下座までした。


クスクスと上から笑い声が聞こえる。


お願い…怖い怖い怖い怖い。


私がしばらく頭を下げていたら、花音ちゃんの上機嫌な声が聞こえた。


「う〜ん、じゃぁいいよ〜!」


私はホッとしてから、地獄は落とされた。


「白木くん、ゴメンだけど…キスだけで我慢してくれないかな?」