妄想少女とギャップ王子



ということは今…二人っきり!?


「今日呼んだ理由わかる?」


「わ、わかんな…」


「嘘。俺たち、彼氏と彼女だよ?」


「っ〜///」


そ、それはその…!!



「律花?まさか飛んでる?」


ハッ!!


私は顔を左右に振ったが、バッチリ飛んでましたとも…。


蒼真の部屋に入ると、モノトーンな落ち着いた感じの部屋だった。


「とりあえず座って。」


そう言って、私をソファーに座らせた。