「まあいいや。こんなこと言い合う時間ももったいないな。…武内、その遺書は鈴木に渡しとけ。」 桑田はそんな私の顔は完全無視して、真剣な表情になって言った。 「え?千佳ちゃんに?」 私の遺書なのに、私が持ってたら、都合悪いの!? 「武内は死ぬ予定なんだから、持ってても渡したい奴に渡せないだろ。遺書が燃えたり破れたりする死に方だったら、書いた意味ないし。」