明日からの使者






もう…
正直になろう。



昨日、桑田のバカにも提案されたけど…


やっぱり演技はできない。




素の私を知ってもらいたい。




それに
本当にこれが人生最後なら、嘘で取り繕う最後は虚しすぎる。







「先輩に…、お話があります。」




私は真剣な表情で、先輩に真っ直ぐ向かって言った。




「…俺に?何だろう?」




先輩はスポーツドリンクを飲むのを止めて、不思議そうに私を見つめた。