でもせめて 先輩の誕生日を祝うくらいは…! 先輩の受験の合格を祈るくらいは…! 左手にリストバンド、右手にはお守りをしっかりと握り締めて、私は真剣に考えた。 その時。 「夢芽ー!今日は部活なんでしょ?いい加減起きなさい!」 1階から、お母さんの大きな声が聞こえた。