可愛い可愛いお姫様!男子校に行きます!②



実「ほんとに嫌だよ。だって、似合ってない。」


舜「無自覚。」


実「無自覚じゃないもん。」


舜「ううん、無自覚だよ実紅ちゃんは。」


あ、舜くんが溜息したのがわかった。


呆れられちゃったのかな。


あれ、なんで涙が出そうになるの?


でもだめだ、気付いたら止まらない。


実「......ふぇっ。」グスッ


舜「え!?泣いてるの!!!?」


あたしの後ろで舜くんが慌ててるのがわかる。


でも今は涙が止まらなくて。


舜「実紅ちゃん。」


実「......え?」


ギュッ


突然後ろからふわりと何かに包まれてるような感覚に。


舜「泣かないで。」


舜くんの吐息が思いっきりあたしの首の後ろにかかってて。


あれ?これはもしかすると...........。


あたし舜くんに抱き締められてる!!!?


やばい、意識したらまた胸の高鳴りが。


こんなの舜くんに聞こえちゃうよ。